あっという間に10年経つ、思い出す色々なこと
願望
ずっと新しい家に住みたいと
願っていた
誰かが叶えてくれるのを待っていたが
そんな日が訪れることはなく
自分で建て替えればいいことに気づく
自分の中で設定した目標金額に達した時に
家族に実家を建て替えることを発表
突然の話で驚いていたけれど
賛成してくれたので実行に移る
古い家のこと
冬暖かく、夏は涼しく
高齢者が住みやすい家にしたい
自分も年を取っていくので
みんなが快適に過ごせる
家づくりを目指す
夏は昔より気温が上がり
蒸し暑く30度以上が続くことが
多くなってきた
長くても2週間くらい我慢すれば
暑さのピークは過ぎる
冬は雪の量は毎年ほとんど変わらないが
気温は子供のころより
低くないような気がする
建て替え前の古い家では
隙間風が多く
冬にファンヒーターを
長時間使い続けても
換気に問題がなかった
ファンヒーターを消した途端
寒くなるくらいで
冬は自分の部屋で過ごすときは
ずっとベッドの中にいた
冬に旅行で家を空けていたら
部屋の温度計が氷点下になっていた
2階の自分の部屋の
ロフトベッドにいると
玄関として使っている
裏口のドアの開閉時に
家が揺れていた
いつか家が崩れるのではないかと
心配していた
冬の暖かさが一番重要
特に冬は家の中で
寒暖差が大きい
お風呂、トイレなど
寒くてヒートショックを
起こすのではないかと心配になる
新しい家は
家じゅうが同じ室温になるようにして
体にかかる負担を少なくしたいと考えていた
古い家は
今とは違い
断熱材がほとんど入っていなかった
本当に寒くて当たり前
自分の年齢と同じ家
私の年齢と同じ築年数だった
私は実家から出ることなく
生きてきたので
ずっと過ごしてきた家
思い出もたくさんあるが
それ以上に
住んでいた家族の持ち物の
保管されている数が
想像以上だった
整理するだけで
かなりの労力を使った
実家から出たことがないのだから
引っ越しが初めてで
コツをつかむまで
大変だった
簡単な流れ
2014年2月
築40年以上の家を建て替える決意をする
3月
長年お世話になっている
建築屋さんに連絡する
自分たちでモデルハウスを見に行ったり
ショールームに案内してもらう
4月
住宅ローンについて
相談を始める
建築屋さんが間取り図を持ってくる
5月
間取りが決まる
仮住まいを探す
6月
仮住まいに引っ越し
9月
完成した家に引っ越し