お彼岸に食べるようになった
大人になってから食べるようになる
子供のころは
米の粒が残っているので
ごはん感があって苦手だった
ごはんと甘いおかずを
一緒に食べることが
好きではなかったので
おはぎをあまり食べなかった
大人になってから
お彼岸になると
よく見かけるので
季節の行事として
買って食べてみたところ
美味しいことに気づき
今では
春と秋のお彼岸には
どこかのお店で購入するようになった
苦手だった
米の粒が残っていることも
まったく気にならず
あんことの相性が良いことも
今ならわかる
あんこは色々ある
お店によっては
あんこの種類も色々あり
粒あん、こしあん、きな粉
ごまなどそれぞれに美味しさがある
今日買ってきたのは
柳月のぼたもち
個包装になったものではなく
パックに入っているもの
「栗と粒あん」
粒あんに刻んだ栗がはいっている
栗の存在感があるので
食感がまた良い
あんこはもちろん
なかのごはんも丁度良い
とてもバランス良く
美味しかった
お供の飲み物は
新しくなった緑茶のペットボトル
伊右衛門 濃いめ
ぼたもちの甘さで
苦みが軽減され
飲みやすかった
お茶だけ飲むなら私には苦すぎる
こどものころの思い出
子供のころの年末の思い出は
餅作りだった
餅つき機が家にあり
鏡餅やのし餅をつくっていた
毎年12月28日だったと思う
学校は冬休み
年末のもうすぐ一年が終わってしまう感じと
新しい年がやってくるワクワクした感じの中
一年最後の大行事的な日だった
前の日から大人たちが準備していて
子供たちも当日は朝から
色々手伝っていた
大半は邪魔していたかもしれないが
一番の楽しみは
あんこ餅
祖母が小豆を炊いてあんこをつくり
餅つき機で餅をついて
自分たちも手伝い
丸めたあんこを餅で包む
作り始めたときは
慣れなくて下手だが
だんだんうまく包めるようになり
粉まみれになりながら作っていた
一番すごいのは
祖母の手際の速さ
つきたてアツアツの餅を
熱い熱いといいながら
ぽいぽい餅をちぎっていく
そのスピードについて
あんこを入れて包まなければ
餅がどんどん固くなるので
良い仕事をするためには
コツをつかむことが大事だと学んだ
もう迷わない
ぼたもちとおはぎ
春は牡丹の花
秋は萩の花
萩(はぎ)と荻(おぎ)
漢字で書くときに
どっちだったかな
読み方は
どうだったかなと
迷うことがあったが
おはぎ
秋だからおはぎ
秋だから草かんむりの下に秋で萩(はぎ)
これを知ってから間違えることがない