それでも仕事にいく
暴風雪
前日からテレビで
気象予報士さんが口をそろえて
明日は暴風雪だと何度も伝えている
不要不急の外出を控えるようにと
言っているが
仕事が休みになるはずもなく
通常通り出かける予定
地下鉄の駅まで歩けば通勤は可能
当日の朝、テレビでは
L字型の画面になっており
文字が流れて情報をエンドレスで
伝えている
JRの運休、航空機の欠航、
なんとこの日は小学校が休校になっている
中継に出ているスタッフに
容赦なく雪と風が吹きつけ
寒いだろうし痛いだろうし
見ているこちらが
辛くなる映像だ
朝の通勤時は
追い風なのでまだいいが
帰りは向かい風なので
家を出る前から
憂鬱な気分だ
風が強すぎる
家から出ると
吹き溜まりになっているところは
雪が深く歩きにくい
風が強く吹き付けているので
雪がしまっている
歩道の除雪後に雪が吹雪いていたのだろう
除雪の後の淵は
雪が深い
いつも風が強いところに差し掛かると
物凄い風が背中を押してくる
少し走るようにすると
どんどん前に進む
歩くのが楽だが
ふらふらするので
転ばないように注意する
こんな日でもおやつを買いに行く
風はすごいが雪はそうでもないので
先週はまだ発売前で買えなかった
おやつを買いに行く
大きな通りなので
それほど風の影響はないかと思ったが
駅の出口から外に出て
一瞬で挫けそうな風にあおられる
気温が多少高かったのか
圧雪の上に表面は凍って
光っている
ツルツルの状態なので
転ばないように歩くが
風が強く風にあおられて
転ぶ人もいる
超危険な状態だが
おやつを買いに行くと決めたので
寄っていこう
明るい道路を行くが
お店の看板の明かりが見えると
なんとか無事にたどり着けそうだと
ほっとした
買いたかったおやつを買い
お店を出た瞬間に
暴風でふらふらする
ケーキも買いたかったが
風にあおられて
ケーキの箱を無事に
ケーキを無傷で持って帰る自信が
なかったのであきらめてよかった
